あなたも自分の身体の仕組みを知って、より効率の良い自分の使い方で、演奏と音楽を楽しみレベルアップしませんか。
ボディ・シンキングとはBODY CHANCE流アレクサンダー・テクニークの身体面の動きや構造について焦点を当てたものです。
楽器演奏や歌唱について、どうにも解決できないしつこい問題をもたらしたり、怪我や不調が起きる大きな原因の代表格としてあげられるのが「身体についての誤解・思い込み」です。
優れた演奏家が弟子を育てる際に「自分がやっていると思っている」ことを教え、身につけさせようとすることが多いようです。
しかし、演奏家としては大変優れていても、必ずしも自分が実際にどのようにして身体を使い技術を確立させているのか、その分析も的確にできるわけではないのです。
そのため、実際にやっていることとやっていると「思っている」ことにズレがあり、弟子は優れた演奏をもたらしている技術とは、全く別なものを身につけてしまう、ということがあります。
あるいは、身体的条件に恵まれているが故に可能な技術を、そのような身体的条件を持たない弟子に対して同じことをするように求め、弟子は不調や怪我に見舞われることがあります。
さらに、そもそも指導の内容や奏法の説明自体が解剖学的に誤りであるケースも少なくありません。
もし、やろうとしていることが解剖学的に不可能であったり、有害なものであったとしても、私たち人間の脳はそのまま身体に実行させようとします。
そのやり方が「正しい」と信じているため、不調や怪我になっても、やり方や考え方を見直すという発想になかなかならず、多くの才能が発揮されないままになってしまうことがあるのです。
BODY CHANCE音楽専門アレクサンダー・テクニーク教師養成コースBodyThinking説明より