腕の使い方と響きの関係?

久々のBlog更新は音大に通うトロンボーンの方とのレッスン。

そう言えば2月にアンサンブルをしたので半年ぶりですかね。

 

ソロを聞かせてもらいましたが、音と音楽への望みの高さを感じる演奏です。素晴らしい!

ペダル音域からはじまる速いアルペジオ、難しいですね。テナー吹きの僕にはできませんね!

 

でもね、もう少し響きが綺麗に並んでくれるともっと良いのにな。本人も吹にくそうにしていますね。

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響きと構え

 

演奏会を控えている生徒さんのレッスン、曲は明るさいっぱいのF-durのソナタです。

今日はピアノ伴奏してくれる生徒さんと一緒で、より立体的な音楽創りが出来ますね。

何度目かのレッスンですが、回を重ねるごとに音楽に表情もついてきて、安定感も出てきました。

 

私はレッスンを通して「今はどうでしたか?」という問いかけをよくします。

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腕ぜんぶ?

 

記憶が曖昧ですが、トロンボーンに憧れたのは小学六年生くらいだったと思います。鼓笛隊でトランペットやバリトンを吹いていたのですが、スリムで面白い事のできる(グリッサンド!)トロンボーンを羨ましく見ていました。

 

小学生や中学生ですと身体が成長途中で、どうもトロンボーンは持ちやすい楽器とは言いにくいようです。しかし、そんな事は気にせずに握りしめて「何か」が起こっている場合があります。

僕もはたして上手く?持てているかどうか。

 

トロンボーンセクションのレッスンを初めてご依頼頂いた時に、当然なのですが、必ず行うと決めている事の一つに「楽器の持ち方構え方」があります。よく出会うのは、肘を左右に大きく開いて構えている方です。生徒さんに多いように感じます。何だか堂々として立派に見えますね。

こんな時、二つの事を生徒さんと一緒に試してみます。

 

アタマが動いてカラダぜんぶがついてきて。

 

「楽器を持たないでその肘の位置にしてみましょう」もちろん皆さん上手にできます。「楽器を吹くようにブレスをしてみましょうか」勘のよい生徒さんはココで「アッ」という表情になります。

どうも息苦しいようですね。

腕を下げて、肘を伸ばして荷物を持ってもらいます。今ではないと思いますが、バケツを持って廊下に立たされている感じです。そして今度は持ったまま腕を横に上げて、荷物が身体から離れるようにしてもらいます。「どちらがラクですか?」生徒さん達はもう笑っています。分かってもらえてよかったです。

 

もちろんこれらの事には、身体全部の「動き」対する、注意深い観察が不可欠です。

 

「腕ぜんぶで楽器を持ち上げてマウスピースを口にくっつけましょう」部屋には?マークが飛び交っています。腕ぜんぶ??

 

自分で右腕を動かしながら、右の鎖骨を触ってもらいます。2人1組になって、相手の肩甲骨の辺りやその下の方まで触れて、腕を動かしてもらいます。

「あ、動いてる!」

「なんだ?」

「おー!」

と歓声が上がります。

なかなかに楽しい動きの観察のようです。「腕ぜんぶ」の動きをみんなで実感しました。

そして私が動きを補助しながら、「腕ぜんぶで楽器を持ち上げてマウスピースを口にくっつける」と思いながら楽器を構えてもらいました。その後の響きの変化には、いつもながら驚かされます。

そしてみんな笑顔です。

 

みんなを明日へとつなぐ笑顔となりますように。